まつまえ居宅介護支援ステーション
介護職員として5年、ケアマネジャーとして10年勤めていましたが、私は医療に関する知識が乏しく、チームの一員としての役割を果たせていないと感じていました。ケアマネジャーを続けるなら、最低限の医療知識を備えたいと考えていたときに当法人の存在を知りました。医療と介護のどちらも提供できる愛礼会は、まさに私が探していた職場でした。
医療法人が経営している事業所のため、医療と介護の連携を行い、日々「在宅ケア」に取り組んでいます。そのため医療依存度の高い方のケース、在宅での看取りのケース、虐待ケース、困難ケース、重度認知症の方のケースなど、多岐に渡る相談が日々寄せられます。私たちはそれに合わせて的確に早く対応する必要があるので、より知識の幅が求められます。10年間ケアマネジャーをしていたものの、まだ経験や知識が足りないことを痛感しておりました。当法人は研修など職員へのサポート体制がしっかりしており、意思があれば必ず成長できる環境が整っています。初めは戸惑い、悩むこともありましたが、院長先生や周囲の方々に助言をもらいながらここまでやってきました。面接のときに和子先生が言ってくださった「大丈夫。フォロー体制はあるから」の言葉を頂きながらここまで続けることができました。
私達が利用者様やそのご家族様と出会う時は、「この先どうなってしまうのだろうと」いう漠然とした不安を抱えてみえる方も多くいらっしゃいます。以前、奥様の不眠と徘徊に悩まれている男性からご相談を受けました。デイサービスをご提案しましたが、奥様は家から出られるのを嫌がられていました。ですが時間をかけて何度も訪問し、顔馴染みとなり、喫茶店、ランチ、ついにはデイサービスのランチへとお越しいただけるように。
その後は、定期的なご利用で日中の活動量が増え、夜間も眠れるようになれたのです。今では同年代の仲間との交流も増え、認知症予防にも効果が出ています。ケアマネジャーという仕事は、介護が必要な利用者様、それを支えるご家族様の良き相談役であり、未来を一緒につくっていくサポート役でもあります。少しずつ信頼関係を築き、ご利用者様と一緒にたてたケアプランにより生活の改善がみられた時、元気になられた姿を見た時、泣いてばかりの方が笑顔になられた時、ありがとうと言ってもらえた時など、ほんの些細な変化でも私にとっては何ものにも代えがたい喜びを感じます。
ケアマネジャーは、介護保険法に位置づけられた職種であり、介護保険の根幹をなす「ケアマネジメント」を担う立場です。ケアマネジメントが適切かつ円滑に提供されるために、地域資源の把握、困難事例の対応、多職種・各関係機関との連携など、知識と経験が必要な職種です。ご自宅への訪問や、書類作成などの事務作業、病院や包括支援センターとの連携、市役所への書類提出など同時進行で行うため、フットワークの軽さが大切になってきます。“介護職””と聞くと、大変なイメージを持たれる方も多いですが、可能性のある職場でもあるんです。私の場合は介護福祉士、社会福祉士、そしてケアマネジャーの資格を取得してきました。キャリアを積むことで活躍の場が得られます。そのことをたくさんの方に知っていただきたいです。
そして、まつまえ居宅介護支援ステーションでは、ケアマネジャー10名が在籍し、共に成長しあえる仲間がいます又、事業所内の雰囲気も良く、職員同士のコミュニケーションも抜群。急な体調不良や私用などでお休みをした時にも、互いにカバーし合える体制が出来上がっております。思いを込めたケアに取り組み、利用者様や家族様に「あなたの事業所に頼んで良かった」と喜んでいただける、そんな事業所を目指しています。
愛礼会・礼和会はまだまだ成長途中にあり、自分たちで新しく創り上げていける会社です。
理事長をはじめ、幹部の方は柔和なので、小さな意見や要望でも反映してくださいます。
基礎知識を全職員で学ぶ合同研修や介護塾、介護福祉士やケアマネジャ―養成講座もあり、無料で受講でき合格率も高いです。介護をやったことがない人、ブランクがある人、
そしてもっとスキルアップしたい人など、誰もが安心して勤めることができます。
新人からベテランまで働きやすい環境にありますので、ぜひ私たちと一緒に地域の医療と介護を盛りたてていきましょう!