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愛礼和通信

運動について

2020年05月25日

松前内科医院

一宮市にある医療法人愛礼会松前内科医院の看護師の三渡です。

新型コロナウイルスの緊急態勢宣言により長い自粛生活が続きましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか？

自粛生活に伴い、外来でも糖尿病の患者様から「外出するのが怖くて、散歩ができない。」

「ジムに通っていたけど、通えなくなった。」

「グランドゴルフも、公園が閉鎖されて出来なかった。」等のお話を耳にいたします。

自粛要請による健康への弊害の大きさを感じる今日この頃です。

　さて今回は、糖尿病治療の要の一つである「運動」が、新型コロナウイルス感染予防における自粛のため乱されています。

今こんな時だからこそ新型コロナウイルスに負けることなく、家の中での運動を見直すチャンス!(^^)!と

考え、散歩やジムと同様に、家の中での運動の習慣化をすすめていきましょう。

運動というと毎日やらなきゃ意味がないと考えがちですが、そうではありません。

無理なく自分のペースでやればいいんです。運動不足の人ほど日常生活に運動を取り入れると驚くほど血糖コントロールに効果がある場合があると言われています。3～5日／週ぐらいが目標です。

今回は特に筋肉トレーニングを紹介します。

寝たままでできて、体の中でも比較的大きな筋肉を鍛えることができる筋トレをご紹介いたします。

 

①足上げ

②お尻上げ

筋肉は体内でブドウ糖をもっとも取り込む器官です。

筋肉量を増やすことで基礎代謝量を高め、ブドウ糖の消費量を増加させます。

テレビでも見ながら、たとえ数回でもいいので、試してみてください(^_-)-☆

少しずつ自粛緩和されているようですが、まだまだ油断できない状況は続いています。

３密は避ける、マスクの着用、うがい、石けんによる手洗い、アルコール消毒といった感染予防策を続けて、新コロナウイルスに感染しないようにいたしましょう。