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愛礼和通信

特定健診で行っている血液検査について

2017年09月05日

松前内科医院

こんにちは。9月に入りましたね。

実りの秋、収穫の秋、美味しいものがいっぱいの秋ですね。

安納芋の焼き芋が大好きな臨床検査技師の鷲津が今日のブログを担当します

 

さて、今日は特定健診で行う採血の項目についてお話したいと思います。

採血項目は10項目あります。

AST、ALT、γ‐GTP、アルブミン、HDLコレステロール、中性脂肪、

尿酸、クレアチニン、ヘモグロビンA1cです。さっくりな説明になりますが、

肝臓や心筋に負担がかかったり、飲酒の影響で異常値となる肝機能の調べる項目、

動脈硬化を起こす原因となる脂質の項目、血液を濾過する臓器である腎臓に

負担がかかると数値が上がる項目、痛風の原因となる尿酸値、

過去1~2か月の血中の糖の状態を見る項目と、

どれも健康状態を知るのに重要な項目ばかりになっています

生活習慣病は、がんと同じように早期に見つけることで早く治療でき、

重症化を防ぐことができます。

初期は自覚症状のないことも多いですので、「私は健康だから大丈夫よ!」ろ自信のある方も、年に一回の健康であることの確かめとして、

是非特定健診をお受け下さい。特定健診は10月31日までです。