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愛礼和通信

糖尿病治療

2017年05月23日

松前内科医院

【糖尿病教室】 

■月1回「糖尿病教室」を開催しております。

■月ごとに糖尿病に関するテーマを、医師・看護職員・臨床検査技師・管理栄養士が

 お話ししております。

■教室の最後には、管理栄養士から食事療法を兼ねた低カロリーなおやつのお茶会を

 開催しております。

 

【調理実習】

 低カロリーでありながらおいしいレシピを管理栄養士が毎回考え、

 皆さんと一緒に作ります。

 

【ウォークラリー】

 行き先は、毎回院長が考えて歩きやすく楽しめるコースを

 ご用意しております。

 

<糖尿病について>

糖尿病は悪いまま放置すると心臓病や脳梗塞、視力障害、腎不全などのさまざまな合併症を引き起こすもとになる諸悪の根源ともいえる病気です。
この10年ほどの間に新しい糖尿病薬がいくつも開発され、臨床に使えるようになってきました。
しかし残念なことに、いまだに薬さえ飲んでいれば「なおる」とか「よいコントロール状態になれる」ほど糖尿病は簡単な病気ではありません。


体の中で糖は消化・吸収されたあと、蓄積され、糖原分解、糖新生を通してダイナミックに変化して体の隅々で利用されていきます。
これに伴って血糖値も大きく変動するはずですが、生体の絶妙なコントロールにより、それは低血糖も高血糖も起こさずにほぼ一定に保たれています。
これが糖尿病になるとインスリン作用不足からこのバランスが崩れます。
食事の前後を通してダイナミックに変動する血糖値を元通りに近いように一定範囲に抑えて正常化することは、
最新の治療を用いても完全には果たせていません。
このことこそ糖尿病患者さんの病態への理解と食事・運動等における生活習慣の改善が治療に欠かさない所以です。


当院では最新の糖尿病治療を導入した上で治療の基本となる生活習慣の改善についても医師、管理栄養士、看護師、
検査技師が患者様の身になって解決法を一緒に考えていきます。
私たちと一緒に糖尿病をよりよいコントロールを実現し合併症を予防し健康な生活を送れるようがんばりましょう。 


■当院における糖尿病診察の流れ

①糖尿病診療でお越しの方は受付後まず尿検査と血糖・HbA1c検査をします。

②結果と治療待ちの間に管理栄養士と食事、運動など生活についての相談と情報交換をしましょう。
些細な事でも気になっていることがあったらご相談ください。

③医師の診察後インスリン等の自己注射がある方は看護師が注射について状況をお聞きします。
ここでも気になっていることがあったらご相談ください。

④薬は院外処方となります。かかりつけ薬局からお受け取りください。
会計では必要なものが抜けていないか確かめます。
クリニックの催しなどもここで情報発信していますのでお気軽にお問い合わせください。