前立腺がん検診

前立腺がん検診を受けましょう

前立腺がん検診を受けましょう前立腺がんは罹患数が1990年代から急激に増加し、長期的に増加傾向があります。
国立がん研究センターが発表したがん統計(2018年)の部位別がん罹患数で前立腺がん罹患数は9万人を超え、男性のがん罹患数一位になっています。
前立腺がんは進行が比較的ゆっくりしており、早期発見によって治癒できる可能性が高くなっています。
また、経過観察のみで治療の必要がないケースも存在します。重要なのは早期に発見して、どういった治療が必要かをしっかり確かめることです。
一宮市では、50歳以上の男性に5歳間隔で前立腺がん検診を実施しています。当院でも対応可能ですので、対象となる年度の男性はご相談ください。

PSA検査について

PSA検査について前立腺がんの検診では、診断精度が高いPSA検査が行われます。採血だけで可能な検査ですから、心身への負担もありません。
PSA(前立腺特異抗原)は前立腺細胞で特異的に産生される蛋白質であり、通常は血液中に含まれることがほとんどありませんが、前立腺がんになると血液中にPSAが漏れ出します。
さらに、がん病変が大きくなるとPSAの血中濃度も高くなります。PSAはもともと腫瘍マーカーですが、早期の前立腺がんを発見する検査として有効性が高いため、前立腺がん検診に用いられています。
ただし、良性の前立腺肥大症、前立腺炎でもPSAが上昇するため、PSA濃度が高いから前立腺がんというわけではありません。PSA値が高い場合は、前立腺肥大症と前立腺炎と鑑別し、確定診断するために前立腺生検という精密検査が必要になります。
なお、PSA値は年齢によって正常値が異なり、64歳以下は3.0以下、65-69歳は3.5以下、70歳以上は4.0以下となっています。

前立腺がん検診で行われる検査内容

検査内容

問診、PSA検査(採血)

対象者

今年度に50歳以上であり、5歳間隔の節目年齢になる男性

一部負担金

1,500円
※免除される場合もありますので、ご確認ください

  • 0586-81-7001
  • 24時間WEB予約
  • WEB問診WEB問診
TOPへ