持続自己血糖値測定(モニタリング)について

持続血糖モニタリングとは

これまでは血糖値の変動を確認するために、自己血糖測定(SMBG)が使用されてきました。自己血糖測定は、測定を行った時点での血糖値は把握できますが、睡眠中や仕事中などの測定が出来ない時間帯の血糖値はわからず、自己血糖測定を1日に数回行っても一日の血糖変動の全体像を把握するのは難しいのが問題点でした。 持続血糖モニタリングでは、皮下に刺した細いセンサーで血糖値を連続して測定することで、血糖値の変化の測定が可能になりました。 持続可能モニタリングを使用することで、糖尿病治療が上手くいっているのかを確認でき、夜間睡眠中の低血糖や高血糖、食後の高血糖、早朝の高血糖などの問題点を見つけることが出来ます。

当院で使用している持続血糖モニタリング 「FreeStyleリブレ」

500円玉程度の大きさのセンサーを腕に貼り付け、専用のリーダまたは対応可能なスマートフォンをセンサーにかざすことでいつでも間質液中のグルコース濃度が測定できます。最長で14日間装着が可能で、グルコース値を毎分測定し15分ごとに保存されます。センサーは使い捨てで、クリーニングや消毒の必要がなく清潔に使用が出来ます。防水仕様なので日常生活に大きな支障がなく、入浴、水中でも装着できます。血糖値の変動を見える化し、糖尿病の自己管理をサポートします。

FreeStyleリブレの保険適用

2022年4月1日より1型、2型を問わずインスリン製剤の自己注射を1日1回以上行っている全ての糖尿病患者の方に保険適用が拡大されました。それ以外の患者様でFreeStyleリブレを使用されたい方については、自費診療で行うことが可能です。

当院で使用している持続血糖モニタリング「ガーディアンコネクト」

皮下に挿入したセンサーと信号を送信する機器を繋ぐことで、スマートフォンや、モバイル機器で血糖値(センサグルコース値)がリアルタイムで表示されます。 SMSテキストメッセージによるアラート機能が搭載されており、低血糖および高血糖に至りそうな場合には通知を受け取ることで、早めの対応を促すことが可能になりました。また、ガーディアンコネクトシステムから「Cere Link」(糖尿病管理ソフトウェア)へ定期的にデータをアップロードする機能を使用することで、糖尿病治療中の患者様と医療従事者間でデータの共有を行う事が出来ます。血糖コントロールに悩んでいる患者様やそのご家族が自由で安心した生活が送れるようにサポートします。

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