2025年5月

スポットファイアで今まで検出・診断出来なかったライノウイルス、パラインフルエンザウイルスが診断できます

新着情報

こんにちは、松前内科医院です。

新しく導入した検査装置のスポットファイアでは次の15種類の病原体を同時に検出できます。
①新型コロナウイルス
②季節性コロナウイルス
③インフルエンザA
④インフルエンザA/H1-2009
⑤インフルエンザA/H3
⑥インフルエンザB
⑦RSウイルス
⑧アデノウイルス
⑨ヒトメタニューモウイルス
ヒトライノウイルス/エンテロウイルス
パラインフルエンザウイルス
⑫百日咳菌
⑬パラ百日咳菌
⑭クラミジア・ニューモニエ
⑮マイコプラズマ・ニューモニエ
これらのうち、ヒトライノウイルスパラインフルエンザウイルス今まで検出・診断出来なかった感染症であり、スポットファイアを使用することで初めて検出・診断できるようになりました。

<ヒトライノウイルス>
ライノウイルスは風邪の原因として最も一般的であり、ほとんどのライノウイルスは軽症に留まります。一方、免疫力の低下した人、喘息、その他の基礎疾患のある人では重症化することがあります。
症状:咳、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、頭痛、体の痛み、発熱

<パラインフルエンザウイルス>
パラインフルエンザウイルスは誰でも感染する可能性がありますが、乳幼児や免疫力の低下した人が感染することが多いです。一般的には上気道感染症を引き起こし、自然治癒しますがクループや肺炎など、重症化することもあります。
症状:咳、くしゃみ、鼻水、のどの痛み、嗄声(声がれ)、発熱
小児に次のような重篤な症状を引き起こすこともあります:クループ、気管支炎・細気管支炎、肺炎、犬吠様咳嗽、喘鳴

どちらの感染症も治療法は年齢と症状に応じた対症療法です。ワクチンはないため、感染リスクを下げ、感染を広げないために人混みを避けること、手洗い、咳エチケットが大切です。

<スポットファイアの費用>
1割負担の方:1530円
2割負担の方:3050円
3割負担の方:4580円
※それぞれ別途診察料がかかります。

スポットファイアでは現在流行中のRSウイルスや百日咳の診断も行うことができます。
詳しくは当院にお問い合わせください☆

♪松前彰紘医師♪入職のお知らせ!

新着情報

この度、松前彰紘(まつまえあきひろ)医師が副院長として就任致しました。

松前副院長は、内科・糖尿病・内分泌疾患を専門としており、外来診療・訪問診療の両面で、より専門性の高い医療を提供して参ります。

これまで以上に地域の皆様の健康を支えるクリニックを目指してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

RSウイルスワクチン「アレックスビー」の接種について

新着情報

・RSウイルスとは?
RSウイルスは高齢者に肺炎や重症化を起こすことがある呼吸器感染症ウイルスです。
毎年6万人以上が入院、約4500人が命を落としています。60歳以上の高齢者の方、糖尿病・心疾患・COPDなどの慢性疾患がある方、免疫力が低下している方は重症化リスクが高く、特に基礎疾患を持っている高齢者の方はインフルエンザよりも重症化しやすいと言われています。

・感染経路と流行時期

RSウイルスは飛沫感染と接触感染で感染します。
従来は秋~冬に流行していたのが、近年は夏に流行のピークを迎える傾向にあります。

・RSウイルスワクチン(アレックスビー)の特徴
アレックスビーは不活化ワクチンのため副作用の心配が少ないです。
効果:1回の接種で数年間の効果が持続します。


・松前内科医院でのワクチン接種
対象者:60歳以上の方 (特に75歳以上の糖尿病の方は接種を推奨しております。)

松前内科医院では6月末まで10%引きでワクチン接種が出来るキャンペーンを行っております。

通常価格:26,400円(税込み) → キャンペーン価格:23,700円(税込み)

ピークを迎える夏前の接種を推奨しております。

ワクチン接種希望の方は受付または、お電話(0586-81-7001)でご予約を受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。

 

百日咳の検査と診断方法について

新着情報

■百日咳とは?
百日咳は、「ボルデテラ・パータシス」という菌が原因で起こる、感染力の強い呼吸器の病気です。特徴的な症状は、激しい咳が長く続くことです。特に小さなお子さんでは、咳の発作がひどく、顔が赤くなる・咳き込んで吐く・息が止まりそうになるなどの症状が出ることがあります。

■百日咳の経過と症状
百日咳は、次の3つの時期を経て症状が変化します
・カタル期:軽い咳や鼻水など、風邪のような症状(発症から1週間くらい)
・痙咳期:突然始まる激しい咳、吐き気、咳の後にヒューッという吸気音(発症から1〜3週間)
・回復期:咳が徐々に軽くなる(1か月以上かかることも)

■リボテストとは?
当院で行う「リボテスト」は、鼻の奥をぬぐって百日咳菌の抗原(
菌の一部)を調べる検査です。10分ほどで結果が出るため、早く診断の参考になります。
 
■リボテストには限界があります
リボテストは便利ですが、百日咳の経過が進んだ場合(特に発症から2〜3週間以上たっている場合)には、陰性になることがあります。
・百日咳菌は、病気の初期にはたくさん存在していますが、咳がひどくなる頃には菌の数が少なくなります。
・そのため、「リボテストが陰性」でも、百日咳ではないとは言い切れないのです。

■陰性でも百日咳の可能性がある場合
次のような症状や状況があるときは、リボテストが陰性でも百日咳の可能性があります
・2週間以上続く咳
・咳き込みの後に吐いてしまう
・家族や園・学校などに百日咳の方がいる
・他の風邪のような症状がない
このような場合、医師が総合的に判断して、百日咳として治療や感染予防の対応を行うことがあります。

■感染予防とご協力のお願い
百日咳は、乳児や高齢者にうつると重症になることがあります。咳が続く場合には、登園・登校・出勤を控え、マスク着用を徹底してください。

■スポットファイアによるPCR検査も可能です
松前内科医院では、「スポットファイア」という最新のPCR検査機器を導入しています。これにより、百日咳菌のPCR検査が可能で、検査自体は約15分で判明します。
さらに、このスポットファイアは、百日咳と非常によく似た呼吸器症状を引き起こすさまざまな病原菌やウイルスに対しても、1回の検査で15項目を同時にPCR検出できる、呼吸器感染症の診断における“切り札”とも言える高精度な検査です。
検査項目には、百日咳菌のほか、マイコプラズマ、RSウイルス、新型コロナウイルス、インフルエンザウイルスA/B、アデノウイルス、ヒトメタニューモウイルス、通常の風邪の原因となるコロナウイルスやライノウイルス/エンテロウイルス、パラインフルエンザウイルス、パラ百日咳菌、肺炎クラミジアなどが含まれます。
これにより、症状の原因となっている病原体を特定しやすくなり、適切な治療や感染対策を迅速に行うことができます。
なお、軽い風邪と考えられる場合には必ずしもこの検査を行う必要はありませんが、高リスクの方や重症化が懸念されるケースなど、医師が必要と判断した場合には、迅速に検査を実施します。ご希望の方は、ご相談ください。
保険診療の場合、1割負担の方で、1,530円、2割負担の方で、3,050円、3割負担の方で、4,580円かかります。(診察料などは別途必要になります。)

新検査装置導入のお知らせ:BioFire SpotFire

新型コロナウイルスに関する新着情報新着情報

こんにちは、松前内科医院です。

当院に新しい検査装置「BioFire SpotFire(バイオファイア・スポットファイア)」が導入されました!

この検査装置は何がすごいの?
・一度の検査で新型コロナウイルス、インフルエンザA/B、RSウイルスなど15種類もの病原体を同時に検出できます
・装置はA4サイズほどのコンパクトさで、操作も簡単です
・結果はわずか約15分でわかります
・検体採取は1回だけなので、患者さんの負担が少ないです

こんな方におすすめ
・喉の痛み、咳、発熱などの症状がある方
・どんな感染症なのか確かめたい方
・早く適切な治療を始めたい方

料金※
1割負担の方:1530円
2割負担の方:3050円
3割負担の方:4580円
※それぞれ別途診察料がかかります。

詳しくは当院にお問い合わせください☆

 

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